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春節の初詣

ぼくたち山鳩舎は、いつも春節(旧正月)の時期にほぼ台湾にいます。そのせいか、台湾の友だちに「おかえり、君たちは台湾人だ。」と言われます。日本人なのですが、お正月にいつも台湾に戻ってくるので、そう見えるのでしょう。今年は高雄で春節を迎えました。

旧正月から9日目は、道教の神様、天公が生まれた日です。旧暦を重んじている台湾では、神様の誕生日の前日(つまりEve)の夜から、玉皇宮(天公廟)というお寺にお参りに行きます。ぼくもその慣習に倣い、仕事を終えた友だちと一緒に天公廟へ向かいました。8日目の夜11時になるとたくさんの人が向かいます。どうしてなのか尋ねると、旧暦では夜11時に刻が切り替わるのだと教えてくれました。

昨年よりも人が少なく、マスク姿の人が多いのはコロナウイルスの影響です。それでも、今年もたくさんの人が天公様の誕生日をお祝いしていました。

text and photo by w.

UPDATED 2020.02.08 Taiwan, Trip