栃木県益子町のハナメガネ商会さんで開催中の『鳥のもの博覧会』に自家焙煎珈琲「ヤマバトコーヒー」を出展しています。今回はコーヒー豆について書いてみます。
最初の写真は、味に影響するといわれる欠点豆を取り除く作業(ハンドピック)をしているところ。味を左右する焙煎前の大切な作業は、焙煎後にも行われます。ヤマバトコーヒーは、自家用と販売用とを分けるようなことはしておらず、自分たちが気に入っている豆の中から、そのときの気分で飲みたいものを焙煎しています。今回は、その中でもお気に入りのペルーの有機ティピカ種をお届けしました。
この豆は貴重なオーガニック豆の中でもグレード1という最上級規格のもの。アンデスの山々と厳しい自然の中で育ったコーヒー豆と農家さんのことを考えると、焙煎する度に背筋が伸びる思いです。
コーヒーの焙煎をするこのロースターは、何十年もずっと形が変わらず、これ以上シンプルにできないミニマルなところが気に入ってます。たくさんの人に愛された『大坊珈琲店』さんで使われていたので見たことある方も多いかもしれませんね。
美味しくふっくら焼けるように、煎り具合を細かく目と鼻と耳で確認しながら、火加減と回転速度に神経を集中させて…とか言うと焙煎職人ぽくてかっこいいんですが、本当は「美味しくなりますように~」と念じながら焼いていたりします。酸味は控えめ、甘さと苦さとコクのバランスがいい豆だと思います。煎り止めは、中深煎りです。これまでで一番の量を焼きました。そして、おいしく焼けた自信作です。栃木、関東のみなさまのお口に合いますように。
『鳥のもの博覧会』
11月1日(土)~18日(火) 水曜・木曜定休日
11:00~17:00
※陶器市期間(11月1日~4日)は9:00オープン
at ハナメガネ商会
栃木県芳賀郡益子町益子1665
愛らしい鳥たちが、益子のちいさな古本屋にパタパタひらりと集まりました。わたしの、みんなの、大好きな鳥モチーフ作品の展示会です。
*素敵な鳥たちを出展くださる皆さん*
・阿保正志(下川原焼鳩笛)
・ガラスと文鳥(ガラスのアクセサリーなど)
・Sandmann(ドイツのエッグスタンド)
・すずきめぐみ*工房コトリ(陶器 箸置き・ボタン)
・ちどり(お菓子 シロちどり・クロちどり)
・絵と木工のトリノコ(ポストカード・ブローチなど)
・トリル(飛び出す鳥のカード・羽根の一筆箋など)
・中澤京子(ブローチ)
・中尾紀子*工房コトリ(コトリの鳥かご・止まり木)
・ハナメガネ商会(鳥の古本)
・fu(バードン 鳥バッグ)
・ますだまさのぶ(イラスト)
・まのめたかひろ(陶器 トリ箸置き・カップなど)
・ヤブキユミ(鳥小物・紙もの)
・YAMABATO COFFEE ROASTERS (自家焙煎コーヒー豆)
・夜長堂(手ぬぐい・ハンカチ・ペーパー・皿など)