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時計の修理

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名古屋の顔馴染みの古道具屋でまた壊れた時計を買いました。振り子が動かず、ゼンマイは空回り、バネも弾け飛んでしまってました。中古品を扱うお店などでは、動かない古いゼンマイ時計は売れないと捨てられていきます。そういう場面で、なんとか自分で直せそうなかっこいい時計に出会ったら、なるべく買い取って直しています。動くようになったら誰かに譲って、また次の世代に引き継がれていったらおもしろいかもしれません。

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まずはバラバラに分解して、パーツをクリーニング、木のボディもよごれていたので水洗いします。古い時計は部品の材質が良いです。無垢の木、真鍮のムーヴメント、いつまでも長く使えるようにと作られ、頑丈なうえに作りもシンプルなので、本来はめったに壊れません。よっぽどでなければ復活しそうです。

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ムーヴメントを組み立ててスムーズに動くように注油をします。鋼のゼンマイバネは、はじけると危険なので、結束バンドなどで広がらないように止めておきます。

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組み直したら、実際に壁にかけて時計を動かし、精度(進み遅れ)を調整します。無事に復活して元気良く動くようになりました。歯車の状態も良く、100年ぐらい使える気がします。ボーンボーンと響く鐘の音も楽器みたいです。

UPDATED 2014.10.30 Other