台湾第二の都市、高雄。かつて商港として栄えた日本時代の高雄港には、鉄道駅があり、たくさんの倉庫群がありました。 時代と共にその役目を終え、駅も倉庫群も長い間閉鎖されていたそうですが、近年そのエリア一帯が、アートスペース「駁二藝術特區」として生まれ変わりました。倉庫群はショップやギャラリーなどに再利用され、国内外の展示やイベント、マーケットが開かれる場所となり、地元からも海外からも、多くの人が訪れる観光スポットになってます。
ショップあり、マーケットあり、レストランあり、ギャラリーあり、シアターあり、コンサートあり、広大なエリアに何でもありの文化芸術発信地。日替わり週替わりで、頻繁にイベントが行われているので、当たり外れもあるかもしれませんが、それは人それぞれの好みで。それにしても台湾は、歴史のある建物を残しながら、街をアップデートしてしまうのが羨ましい。改修には沢山の予算がかかると思うけれど、それ以上に上手く活用しているように見えます。
高雄のセレクトショップ「可萊歐小商行 Kelio Chic Life」で、山鳩舎グッズの取り扱いが始まりました。それにともなって「駁二藝術特區」で、旧正月の連休に開催する、雑貨やクラフト等が中心のマーケットイベント「年售來了 – 賀歲倉」の可萊歐小商行エリア内に、山鳩舎も登場しています。台湾旅行などで、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。
駁二藝術特區(PIER-2 ART CENTER)
住所 / 高雄市鹽埕區大勇路1号
年售來了 – 賀歲倉(マーケットイベント)
期間 / 2016.02.08 – 2016.02.14
時間 / 10:00~20:00
場所 / 蓬萊區B6倉庫 大義區 C6,7,8,9倉庫 大勇區ONON大道
※可萊歐小商行エリアは、蓬萊區B6倉庫です。
text and photo by w.
UPDATED 2016.02.08 Architecture, Events, Goods, Taiwan, Works