大同電鍋1960

山鳩舎は、ついに電鍋を迎えます。初期型の大同電鍋(1960’s)です。
電鍋は、台湾を代表するスーパー調理器具です。ご飯が炊けるほか、煮る、蒸す、焼く、揚げる(!?)、保温、、と、なんでも万能にごはんが作れます。それなのに、スイッチはONかOFFの2つというシンプルさ。台湾の台所に1台はあるというのも頷けます。

はじめて台湾を訪れた頃から、電鍋の存在は知っていました。ずんぐりとしたその風貌、おいしそうな茶卵がたっぷり入ったその姿、気にならないはずがありません。ただ、その大きなボディと、使い方がよくわからないことが引っかかり、購入をずっとためらっていました。

台湾滞在中、電鍋で調理をする機会に何度か恵まれました。ご飯炊きから、蒸し料理、焼き料理、、、こんな調理もできるよ、と、台湾の友人に教えてもらいながら、基本的な使い方を覚えていきました。使い方がわかると、大きなボディも気になりません。むしろ電鍋は、大は小を兼ねる、につきるものなのです。

いざお迎えしようと思ったら、今度は色選びが難しい。。スイッチも上下のものがかわいいし、長持ちするっていうし、それなら古い電鍋がいいなぁ。そんなことを話していたら、友人がビンテージを見つけてくれたのでした。米色ボディに、スイッチパネルが上下の黒。1960年頃に製造された大同電鍋の初代モデルだそう。完璧!なんてかわいいやつなんだ。。まだ使ってもいないのに、愛着が湧きまくっています。

となりの緑もビンテージ。ロゴのマークが違うのがお分かりになるでしょうか。。このこは友人のお母さんのものです。並ぶとかわいさ爆発です。(変態の域にいきそうなので、このへんで電鍋話はおしまいにします。)

さて、この電鍋の撮影場所は台北の tejire studio です。デザイナー、イラストレーター、そのほかのクリエイターたちが集まって、もくもくと作業をしたり、ときに相談や談笑をしたり、ゆるい空気ながらも、集中して仕事ができるオアシスのような場所です。

眺めがいいのも、キッチンが近いのも、全部が計算されたような使い心地の良さ。いつか松本の家でこういうスペースができればいいなぁと夢見ています。仲間が集まるだけで、疲れも半減するし、迷ったときにも解決が早い。コーヒーもお菓子もある。理想です。

いつの日か、こんなスタジオでかわいい電鍋でおやつとか、いいなぁ。そんな夢を与えてくれた、Tejire と 目前計畫室 の Peter と Rosy ありがとう!電鍋大事に使います。

text by m and w. photo by w.


2018-04-16 Taiwan