9/15、16、17の3日間、「島作 台灣日和在台北」が台北の松山文創園区で開催されました。
このマーケットイベントは、今年の 森道市場 から登場した初の海外コンテンツであり、cafe OCEAN のかみやいずみさんと山鳩舎でつくった「台湾日和」がきっかけになっています。
台湾日和2017の出店メンバーでもある實心裡 生活什物店の華さんと、好食光 生活廚房のkeyaさんから、秋に台北で「台湾日和」をもういちどしませんか?というお話があったのが6月ごろ。当初は台湾日和メンバー再会のような、こじんまりとしたマーケットの予定でしたが、3ヶ月の準備期間中に出店希望が増え続け、規模がどんどん大きくなり、ふたを開けると、台湾と日本をを合わせると60組ほどの大きなイベントに!
日本からは、おもに台湾日和、森道市場、ヴィレッジのチームを合わせた約20組が参加し、ふたつの国が程よく混ざりあった台日マーケットの様相で開幕しました。
会場の松山文創園区(松菸)は、1937年に建設されたタバコ工場の跡地で、現在は台北を代表する場所のひとつになっています。建物の中で開催するということもあり、入場人数制限を儲けていることから、入場のための長い列ができている時間帯もありました。
山鳩舎は、入場口付近のレトロ印刷JAMと、佔空間Artqpieの間、同区画に月見ル君想フ、イラストレーターの紅林、向かい側にはPAPERWORKという、大好きな台湾日和メンバーに囲まれての出店でした。
初日はEAVES COFFEE、日青創藝、HereNowの友人たちに助けてもらい、土日は超強力助っ人目前計畫室の2人が加わったおかげで、賑やかなブースになりました。
昨年末の台北での展示「TORI TORI」でお世話になった、日常生活 a day / a day GOODSも出店しています。好食光のkeyaさんらとの合同出店ブースは、大きな木とカウンターの苔が美しく、とても豪華でただただため息です。山鳩舎とのコラボグッズも、たくさん用意してくださっていました。
ほかにも、台湾で有名な十三咖啡の出店や、獨角獸計畫の本の展示とトークショー、人気イラストレーターによる似顔絵エリアが出現するなど、コンテンツも盛りだくさんです。
圧倒されるようなデコレーションのブースや、魅力的な出店者ばかりでしたが、自分たちのブース以外はなかなか写真に収めることができませんでした。
そのかわり(?)、島作のFacebookや、各台湾メディア、出店者やお客さんが会場の様子をおさめていますので、ぜひご覧になってください。
また、初日は島作の別プログラムでもある「理想的市集」がありました。日本と、台湾の人気マーケットを仕掛けている(作っている)キーマンによる理想的なマーケットについての座談会です。
日本からは、愛知県の「森道市場」をかみやいずみさんが、高知県の「ヴィレッジ」を山崎早太さんが、そして長野県の「ALPS BOOK CAMP」と「台湾日和 in 森道市場」を、山鳩舎の目線(制作とプロデュース)でお話させていただきました。ABCは聴講しているみなさんの反応が好感触で、徹夜で資料を作った苦労が報われた瞬間でした。
たった3ヶ月で、これほどの規模のイベントをつくることは、おそらく日本では無理でしょう。このイベントに関われたおかげで、貴重な経験ができたように思います。
また来年も「台湾日和 in 森道市場」が登場する予定です。台北での経験を活かして行けるようがんばりますので、楽しみにしていてくださいね。
text by m. photo by w and m.